日記らしきもの

たぶん日記

「ボーはおそれている」おひとりさま映画館観賞。

昨日の夕食後に霙になりそうな雪が降る中を映画館へ行ってきた。「ボーはおそれている」は怪作だろうと思って観に行ったけれど、怪作だった。映画が始まって早々に、うわあ、これは酷いわーと思って、その後、ひたすら何度も同じことを思っていた。風船が割れたように怒涛のクライマックスの幕が閉じたら、なんだか気分がスッキリしていた。セラピー映画なのか?映画を観に行ってよかったとものすごく思う。100席のスクリーンで2人連れ3組とおひとりさまで11人の観賞だったのだけれど、映画が終わった後の場内に、なんていうか、妙な空気の一体感があった。席を立ってスクリーンから出る時に、それまで無言だった2人連れの彼氏の方が彼女に突然しゃべりはじめたのが、面白かった。精神医学系の学生らしかった。解釈や考察を語りたくなる映画だろうな思う。R15+ 。上映時間約3時間は長いとは感じなかった。娯楽性がまるでなくて、1日1回夜の上映だけしかなくても、しかたないと思った。ムビチケ観賞。購入特典はアリ・アスター監督の映画3作「ヘレディタリー/継承」「ミッドサマー」「ボーはおそれている」のポストカードだった。ヒグチユウコ×大島依提亜。映画の帰りは晴れいて、ぎりぎり今日になる前に家に戻ってきた。

今朝の最低気温は0.7℃。やや遅めの散歩に出たら、草むらにほんの少し残った雪しか見つけられなかった。午前中は雲が多かったけれど、午後は青空が覗いていた。最高気温は14時頃に6.7℃。少しだけ庭の草むしりをした。穏やかな南風が吹いていて、なんとなく春っぽかった。